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書誌詳細

子新潮選書
親鸞と日本主義
中島岳志著
四六判 297頁 2017.08
978-4-10-603814-3 新潮社
税込1,512円
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大正から昭和初期にかけて起きた親鸞ブーム。その絶対他力や自然法爾の思想は、やがて“国体”を正当化する論理として、右翼や国粋主義者の拠り所となる。ある者は煩悶の末に、ある者は戦争の大義を説くために「弥陀の本願=天皇の大御心」と主張した。「親鸞思想と国体」という近代日本の盲点を衝き、信仰と愛国の危険な関係に迫る。

目次:
序章 信仰と愛国の狭間で

一枚のビラ/吉本隆明の衝撃/『最後の親鸞』/保守思想と親鸞/日蓮主義と超国家主義/三井甲之『親鸞研究』の衝撃/倉田百三『出家とその弟子』/倉田百三における親鸞と国粋/親鸞と日本主義

第一章 『原理日本』という悪夢

第一節 歌人・三井甲之と「同信の友」

『原理日本」という存在/三井甲之の「煩悶」、近角常観の「実験」、正岡子規の「写生」/「阿弥陀経に代ふべきはロダンの芸術の如きである」/木村卯之と井上右近――「同信の友」と「同人」/「阿弥陀仏より祖国日本へ」

第二節 蓑田胸喜と『原理日本』

「祖国礼拝」/蓑田胸喜の登場/蓑田胸喜と親鸞/『明治天皇御集』拝誦宣言/『原理日本』の創刊/親鸞は「釈迦の仏教」を超越している/蓑田胸喜とその死

第二章 煩悶とファシズム――倉田百三の大乗的日本主義

第一節『出家とその弟子』

忘れられたべストセラー作家/立身出世から煩悶へ/「真の宗教はSexの中に潜んでるのだ」/恋と挫折/キリスト教的愛と親鸞への関心/女性との葛藤/キリスト教への懐疑/親族の死と「善くなろうとする祈り」/『出家とその弟子』

第二節 不眠症・ファシズム・絶対の恋愛

べストセラーと病/恋愛の葛藤と思想の空転/強迫性障害、不眠症、そして親鸞/水行と参禅/「一枚の宗教」と大乗的日本主義/ファシズムと絶対の恋愛

第三章 転向・回心・教誨

第一節 教誨師という存在

転向/教誨師/教誨師・藤井恵照と帝国更新会/小林杜人という存在/山口隼郎の場合/悪人正機と転向

第二節 亀井勝一郎の回心

「富める者」という罪/マルクス主義へ/投獄と転向/宗教的回心と戦争/親鸞との出会い/自力としての近代合理主義/自然法爾と神ながらの道/「戦争に念仏まうすべきである」

第四章 大衆の救済――吉川英治の愛国文学

若き吉川英治/親鸞ブームと『親鸞記』の執筆/作家へ/平将門への仮託/満州事変と愛国文学/「大衆と伍し、大衆と共に歩もう」/『親鸞』

第五章 戦争と念仏――真宗大谷派の戦時教学

第一節 暁烏敏の恍惚

『歎異抄』の再生/スキャンダル・外遊・ナショナリズム/仏の顕在としての天皇/「日本は阿弥陀仏の浄土なり」/天皇による世界統一

第二節 聖戦と教学

真宗教学懇談会/本地垂迹/神宮大麻・大祓・靖国神社/日本の国土は「穢土」か「浄土」か?/「真俗二諦」から「真諦一元」へ/時代相応の教学/金子大栄と曽我量深/異安心騒動/興法学園――時代への不安、教団への不信/マルクスか仏道か/戦争・宿業・念仏/国策への関与/聖徳太子と国体/『国家理想としての四十八願』

終章 国体と他力――なぜ親鸞思想は日本主義と結びついたのか

国体と国学/宣長と他力/煩悶と国体

あとがき
引用・参考文献

著者紹介:
1975年大阪生まれ。大阪外国語大学卒業。京都大学大学院博士課程修了。北海道大学大学院准教授を経て、2017年8月現在は東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。


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最終更新日:
2018/12/14