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書誌詳細

正倉院文書と造寺司官人
山本幸男著
A5 523頁 2018.06
978-4-8318-6243-3 法蔵館
税込12,100円
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本書は、天平宝字年間(757~765)の写経・造営関係文書を整理・検討するなかで得られた八篇(第一・二・四~七章、付論1・2)と、その延長上に生まれた三篇(第三・八章、別篇)をもとに構成したもので、それぞれの中で中心となる人物に焦点を当て、「Ⅰ 安都雄足」「Ⅱ 写経所をめぐる人々」「Ⅲ 下道主と上馬養」に区分して提示する。正倉院文書の大半を占める写経関係文書の緻密な整理・検討から、当時の実務官人たちの姿を鮮やかに描き出す。

目次:
序章 正倉院文書研究の視覚と方法―本書の梗概を通して―  
Ⅰ 安都雄足
第一章 造東大寺司主典安都雄足の「私経済」        
第二章 天平宝字二年造東大寺司写経所の財政運用―知識経写経所別当の銭運用を中心に―
Ⅱ 写経所をめぐる人々
第三章 市原王と写経所―舎人・「長官」・玄蕃頭時代の役割をめぐって―    
第四章 正倉院文書に見える「鳥の絵」と「封」―写経所案主佐伯里足の交替実務をめぐって―
付論1 天平宝字年間における経師・装潢・校生の動向      第五章 正文に転用された反故文書          
Ⅲ 下道主と上馬養
第六章 造石山寺所の帳簿―筆跡の観察と記帳作業の検討―
第七章 造石山寺所の帳簿に使用された反故文書
付論2 反故にされた万葉仮名文書
第八章 奉写御執経所・奉写一切経司関係文書の検討―伝来の経緯をめぐって―                
〔別篇〕 日中比較研究と正倉院文書            
あとがき   
索引

著者紹介:
1953年、大阪に生まれる。1976年、岡山大学法文学部史学科卒業。1984年、大阪市立大学大学院文学研究科後期課程単位取得退学。2000年、博士(文学)。現在、相愛大学人文学部教授。
著書に、『写経所文書の基礎的研究』(吉川弘文館、2002年)、『奈良朝仏教史攷』(法藏館、2015年)、『続日本紀』1~4(共著、東洋文庫・平凡社、1986年~1992年)など。


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最終更新日:
2020/07/08