書誌詳細

現代思想としての清沢満之
安冨信哉著
四六判 262頁 2019.03
978-4-8318-8770-2 法蔵館
税込3,024円
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現代における清沢思想の意義を見直し、現代人に“同時代的思想家”としてのあり方を問い直す渾身の論考など10篇を収載。

目次:
序にかえて(西本祐攝)

Ⅰ 論文篇

清沢満之の公共思想
 はじめに
 一、内観反省から浩々洞へ
 二、『有限無限録』の公共思想
 三、公共性の回復──「精神主義」へ
 むすび──自律と協同

清沢満之における念仏──自己回復への道
 はじめに
 一、清沢への疑問
 二、念仏為本の伝統
 三、「他力の救済」
 おわりに

宗教的「個」の課題――「精神主義」における自己と他者
 一、「我」の時代
 二、「我」と「他者」
 三、宗教的「個」の形成と特質
 四、「今ノ世」の独我論的状況と「精神主義」
 五、宗教と倫理の葛藤

明治中期における宗教と倫理の葛藤――清沢満之の「精神主義」を視点として
 はじめに
 一、明治仏教と倫理
 二、倫理から宗教へ
 三、宗教から倫理へ
 おわりに

現代思想としての清沢満之―─そのカレイドスコープの一視角から
 はじめに
 一、私の「精神主義」研究
 二、研究に見出されたこと──宗教的「個」の思想として
 三、「精神主義」再考の諸点──倫理問題を手がかりに
 おわりに


Ⅱ 講演篇

清沢満之と「精神主義」
 はじめに
 一、危機の諸相
 二、危機の内観
 三、回心・転機の教学

個立と協同──石水期・清沢満之を手がかりとして
 はじめに
 一、石水期について
 二、『在床懺悔録』
 三、『他力門哲学骸骨試稿』
 おわりに

近代と真宗──宗教的「個」の系譜
 一、「近代と真宗」への一視点
 二、「種」の論理と、時代としての近代
 三、清沢満之における宗教的「個」
 四、高木顕明における宗教的「個」
 五、佐々木月樵における宗教的「個」

人間成就の教育──清沢満之の教育観
 はじめに
 一、自己の修養・他己の開発
 二、ソクラテス的教育法
 三、議論と大笑い
 四、「教育勅語」体制のなかで
 五、浄土真宗の学場
 六、独尊子の養成
 おわりに

今、清沢満之に憶う──生誕一五〇年にあたって
 一、清沢満之没後──〇年、生誕一五〇年
 二、「心の習慣」
 三、士族の家柄からくる武士的精神
 四、外国語を通して開明的な精神を養う
 五、「土徳」に育まれた宗教的精神・母の残した求道的精神
 六、一生を貫く帰依三宝の精神
 七、大いなる気概、理詰めの体質
 八、満々たる自負心の裏にある深い不安
 九、生の不安を抱えながら求めた、宗教の主体的求道的思想的研究
 一〇、清沢先生の僧伽への祈り
 一一、何によって「不安に立つか」

解説(名和達宣)

著者紹介:
1944年、新潟県村上市に生まれる。1967年、早稲田大学第一文学部英文学専修卒業。1973年、大谷大学大学院博士課程真宗学専攻単位取得退学。1980年、大谷大学真宗学科専任講師。その後、助教授、教授、特別任用教授、名誉教授を歴任。1985年、ウィスコンシン州立大学(マジソン校)仏教学客員研究員。2006年、東方仏教徒協会(EBS)事務局長。2010年、真宗大谷派光濟寺住職。2012年、真宗大谷派講師。2013年、真宗大谷派教学研究所所長。2017年3月31日、73歳逝去。


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最終更新日:
2019/06/17